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ハリー my love
犬2匹と猫1匹、人間の息子2人と暮らす、主婦のブログ。
母親世代。
昨日1日、「暑いもんね。出かけたくないもんね。」とサボりまくったせいで、
やらなきゃいけない事が山積みなのに、つい図書館へ行ってしまった。

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ほら。 「やらなきゃいけない事」と、「やりたい事」は違うわけで、
なんて言い訳しつつ、こんな本を読んでみた。

離婚美人離婚美人
(2007/04)
藤本 ひとみ

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まず、思ったのが「あ、こういうのも書くんだ」
この本の作者である、藤本ひとみさんと言えば、コバルト文庫などで、
ティーンズ向けの軽い小説を書いていた頃のイメージが強くて、
主人公が50歳過ぎ、私の母親世代だ、という事に、まず驚いた。

そういえば、シリーズ物の少女小説が何本も、未完のままになっていることについて
「女の子の気持ちは、もう分かったから、書かない」と、エッセイの中で語っていた。
作者自身が年齢を重ねて、モノの感じ方が変わり、「女の子の気持ち」よりも、
「年配の女性の気持ち」を書いてみたくなったのかもしれない。

2人の娘を持つ中年の主婦、美緒。 一生懸命に家庭を守り、子供を育て、
20年以上も夫に尽くしてきたのだけれど、その夫はいわゆるモラハラ男。 
自分にしか感心を持たず、思いやりが無く、他人と感情を共有できない。
そんな夫と離婚し、自立していくまでの様子が、主人公の目を通して、描かれている。

物語の最初の方では、正直言って、
「自分さえ我慢していれば」と考えつつ、夫の世話を焼いてしまう美緒に、苛立ちもした。
個人的には「ダメじゃん、この夫」としか思えなかった。

最後には、50代になっても向上心を忘れず、自分の世界を広げていこう、
自分を曲げなくても付き合える男性がいれば、楽しく付き合おう、
そんな風に、前向きに考えられるようになった美緒に、共感も覚えた。

良い母として、良い妻として生きてきた、そうあろうと努力してきた美緒、
その価値観が変わっていく様子が、なかなか面白いと思った。
私が50代になった時、そんな生き方ができるかは別だけれどね。



 




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